ノウハウ

営業リストの作り方と効率的な管理方法【無料ツール活用】

無料で営業リストを作る5つの方法

高品質な営業リストは購入するほかに、無料でも作成できます。以下の5つの方法を活用してください。

方法1:法人番号公表サイト(国税庁)
国税庁の法人番号公表サイトでは、全国の法人情報を無料でダウンロードできます。業種・都道府県・設立年月でフィルタリングし、CSVでエクスポートできます。年間200万件以上の法人データが収録されています。

方法2:gBizINFO API(経済産業省)
経産省が提供するgBizINFOでは、法人番号をキーに企業の補助金採択情報・入札情報・認定情報などを取得できます。「補助金を受けている=資金余裕がある」などの推測に使えます。

方法3:業界団体の会員名簿
多くの業界団体は会員企業リストをWebサイトで公開しています。特定業種へのアプローチリストとして活用できます。

方法4:求人情報サイト
Indeedやリクルートの求人情報から、「今まさに採用中の企業」「特定のポジションを採用している企業」を抽出できます。採用情報は企業のフェーズと課題を示す良質な情報源です。

方法5:展示会・セミナーの出展者リスト
業界展示会やセミナーの出展企業リストは、ターゲット業種の企業が集まっています。多くの場合Webサイトで公開されています。

gBizINFO・法人番号APIの具体的な活用法

gBizINFO APIを使うと、以下の情報を法人番号をキーに無料で取得できます。

データ種別内容営業への活用方法
補助金情報受給補助金名・受給額資金余裕、設備投資ニーズの推測
入札情報落札実績公共事業の取引先として特定
認定情報各種認定取得状況管理体制・成長フェーズの推測
財務情報売上・利益(一部)規模感・与信判断

APIは無料で利用できます。Pythonで数十行のコードを書くことで、大量の企業データを自動取得できます。プログラミングに不慣れな方は、Google Apps Script(GAS)を使うとスプレッドシートと連携して使いやすくなります。

Googleスプレッドシートでの管理テンプレート

営業リストの管理テンプレートには以下の列を設けることを推奨します。

基本情報:法人番号 / 企業名 / 業種コード / 都道府県 / 市区町村 / 設立年 / 資本金

ターゲット情報:担当者名 / 役職 / メールアドレス / 電話番号 / Webサイト

営業管理情報:アプローチ日 / アプローチ方法 / 反応 / 次のアクション / 優先度(A/B/C)/ 備考

スプレッドシートにはフィルター機能を設定し、優先度別・業種別・ステータス別で素早く絞り込めるようにしておくと、日々の営業活動で活用しやすくなります。

リストの品質を高めるクレンジング方法

収集した生データには、廃業企業・移転後の古い住所・重複データなどが含まれることがあります。以下の手順でクレンジングします。

1. 廃業チェック:法人番号公表サイトで「廃業」フラグの付いた企業を除外します。

2. 重複排除:法人番号を一意キーとして重複行を削除します。スプレッドシートの「重複を削除」機能で対応できます。

3. 連絡先の確認:メールアドレスのフォーマット確認(@マーク・ドメインの有無)と、Webサイトの疎通確認を行います。

4. 更新日チェック:6ヶ月以上前に収集したデータは再確認を行います。企業データは年間30%程度が変化するとされています。

ターゲティング精度を上げるセグメント分け

全リストに同じ文面を送るよりも、セグメント別にアプローチをカスタマイズすることで返信率が大幅に向上します。

セグメント軸の例:
業種(IT・製造・小売など)/ 企業規模(従業員数・売上)/ 設立年(新設法人 vs 老舗)/ 地域 / 採用状況(拡大中 vs 縮小中)/ 補助金受給有無

優先度ABCランクの付け方:
Aランク:自社製品の導入実績が多い業種・規模の企業
Bランク:課題があると推測できる企業
Cランク:ターゲット像に近いが証拠が薄い企業

Aランクには個別に念入りにパーソナライズし、Bランクはセグメント別テンプレート、Cランクはボリュームアプローチという使い分けが効果的です。

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